群馬大学アナログ集積回路研究会 第125回講演会
| 題目: | 「トータルジッタ分布からその確定ジッタ・モデルを同定する方法」 |
|---|---|
| 講師: | 山口隆弘先生 |
| (アドバンテスト研究所、群馬大学客員教授) | |
| 日時: | 2010年03月26日(金) 15:30〜17:30 |
| 場所: | 群馬大学工学部 総合研究棟304号室 |
| 概要: | トータルジッタ測定は,誤り率測定器(BERTS)をもちいての測定できる. これが,正しい値を測定できる唯一の方法である. しかし,BERTSで測定したトータルジッタ測定値を,確定ジッタとランダムジッタに分離しようとすると,妥当な方法が存在しない. 確定ジッタとランダムジッタに正しく分離するには,被測定信号のなかの確定ジッタ・モデルを同定する必要がある. 本講演は,トータルジッタ確率密度関数(TJ PDF)に混在する数々の異種・確定ジッタの確定ジッタ・モデルを同定する.あたらしい方法を提案する.あたらしい方法は特性関数にもとづき,あたえられたTJ PDF(未知の確定ジッタが混在している)のみから,その確定ジッタ・モデルを同定する.サイン波ジッタをもちいたベンチマーク実験は,提案したアプローチの性能が非常に高いことを明らかにした. サイン波ジッタとDDJをもちいた実験により,提案法が確定ジッタ・モデルを誤判定する確率は非常に小さいことが検証された. 本講演はタイミングゆらぎ測定についてのシリーズ講演の第4回.回路理論と測定理論において,位相雑音やジッタやスキューの解析法は2000年から,大きく進歩している. 第1回は,Hajimiriにより提案されたインパルス感度関数をもちいた位相雑音モデルを概説した. 前回は,SerDes受信器のジッタ耐力測定とアイ・ダイアグラムの関係,オシロスコープをもちいたタイミングジッタ測定の限界を論じた. |
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